「大鋸屑」ってなんと読む?「大」とつくのに、かなり小さいものですよ!
2022年は、本日7月23日から、暦(こよみ)が「大暑(たいしょ)」に入ります。
「大暑」は文字通り、「二十四節気で、最も暑い盛り」という意味。文字だけで汗がにじみそうですね(笑)。改めて、暑さ対策、熱中症対策を心掛けてください。
本日は「大暑」にちなんで「大」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「大凡」ってなんと読む?
「大凡」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「だいたいのところ。」「一般に。」などの意味をもつ言葉です。
<使用例>
「今回のご相談に関して、大凡の内容は理解できました。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 大凡(おおよそ)です。
※一部「大凡(たいぼん)」「大凡(たいはん)」などの読み方も、あせて掲載している辞書もございます。
「大凡(おおよそ)」、日常的に使用する言葉ですが、表記はご存じでしたか?
ちなみに「およそ」という言葉は「大凡(おおよそ)」の短縮形で、「凡そ(およそ)」と表記します。
さて、2問目にまいりましょう。
【問題2】「大鋸屑」ってなんと読む?
「大鋸屑」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「鋸」を使ったときに出る「屑」で、とても細かいです。
<使用例>
「昨夜、クール便で活きた車海老が届いて、大鋸屑のお掃除が意外と大変だったわ。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 大鋸屑(おがくず)です。
とても細かいものなのに、なぜ「大」の字がつくのでしょう?
実は、木材をひくときに使用する、大型の鋸(にこぎり)を「大鋸(おが)」と言います。
その屑なので、「大鋸屑(おがくず)」というわけです。
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本日は、「大暑」の話題にちなんで、「大」という字の入った日本語から、
・大凡(おおよそ)
・大鋸屑(おがくず)
などの読み方をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/国立天文台ウェブサイト/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱